ツアーデザイナーズ【沖縄ツアー・沖縄旅行】体験|アクティビティ

Women’s Journeys

Women’s Journeys

この旅は、誰かになるための旅ではありません。
それは、日々の忙しさの中で少しずつ見失っていた“私”を、沖縄の風の中で思い出す時間。

朱色の城壁が朝日に染まるひととき、祈りの声が響く森、火を囲んで笑うお母さんたちのぬくもり。川のせせらぎや、野草の香り、薪がはぜる音が、心の奥の静かな部分を呼び覚まします。
夜の森を歩きながら、耳を澄ませると、自然の鼓動と自分の呼吸が重なり、世界とひとつになるような感覚に包まれます。
そして、手のひらで編む民具の草の感触が、“生きる”という営みの確かさをそっと伝えてくれるでしょう。


この旅の終わりに見つけるのは、新しい自分ではなく、本来の自分。沖縄の自然と人々が教えてくれるのは、やさしく力強い「私へと還る旅路」です。

●3泊4日モデル行程※季節・天候などにより旅程の変更や中止の可能性がございますこと、予めご了承ください。

DAY1 DAY2 DAY3 DAY4
AM

琉球王国と信仰

歴史と文化に触れる
王都首里まち歩き

神話が息づく古集落

琉球創世の神話と
祈りの記憶を辿る

火とともに迎える、
やんばるの朝

カマドの火で炊くごはん

やんばるの恵みをいただく、
昼のひととき

PM

やんばるの集落を歩く、
ひととき

風と暮らしに触れる時間

やんばる酒造工場見学

“人と人をつなぐ泡盛” に出会う、
地域の物語ツアー

民具づくり体験

自然と暮らしが寄り添う
“島の手仕事”を受け継ぐ時間
夕食

やんばるの台所に
迎えられて

食からひらく、暮らしの記憶

火を囲み、島の恵みを
分かち合うBBQ

やんばるの森
ナイトネイチャーウォーク
& 星空浴

夜の森と星に身をゆだねる時間
ツアーダイジェスト

「Women’s Journeys」は、沖縄の大地と人々の暮らしに触れながら、自分自身と静かに向き合うための旅です。
琉球王国の歴史が息づく首里から始まり、祈りと自然が寄り添う辺戸の集落へ。地元の語り部やユタ、あんまー(お母さん)との出会いを通して、沖縄の女性たちが受け継いできた「祈り」「暮らし」「食」の知恵にふれていきます。

森に抱かれた御嶽(祈りの場)、月明かりの下を歩く夜の森、草花や野草がもたらす滋味深い食。どの瞬間も、自然と人とのつながりをそっと思い起こさせてくれる時間です。

旅の締めくくりには、やんばるの素材を使った民具づくりを体験し、自然とともに生きる感覚を静かに心に刻みます。

外の世界へ広がっていくようで、実は内なる“私”へやさしく還っていく旅。
それは、沖縄の自然と人々とともに紡ぐ、“静かな再生の物語”です。

モデル行程

●DAY1

旅の舞台となる沖縄の歴史と文化、そして人々の暮らしに触れる一日。 朝は、琉球王国の記憶が息づく首里のまち歩きへ。朱色の門を抜け、石畳の道を進むうちに、旅人の視点は“観光地”から“そこに生きる人々の暮らし”へと静かに変わっていきます。

午後は、やんばるの森と海に抱かれた集落を、地域をよく知るガイドとともに歩きます。観光地として切り取られることのない、日々の暮らしの風景が今も静かに息づいているやんばるの集落。フクギに守られた集落の道をゆっくりと歩きながら、家々の配置や道の曲がり方、風の抜ける道など、暮らしの中に息づく知恵や時間の積み重なりを、五感で感じ取るひとときです。

夕暮れ時には、地元のあんまー(お母さん)と一緒にうちなー料理づくり。火のそばで交わされる笑い声と語らいの中で、“腹八分”“適度な泡盛”といった長寿の知恵にもふれていきます。食卓に灯る温かい時間が、旅の仲間との絆を育んでいきます。

●DAY2

沖縄本島北部・やんばるに残る、祈りと暮らしが重なってきた古い集落を訪ねます。
ガイドの案内で、森や水、御嶽に囲まれた道を徒歩で巡り、祈りや精神文化に長く関わってきた人と出会います。特定の信仰を体験するのではなく、土地に流れる空気や言葉に静かに耳を澄ませ、沖縄の精神文化を感覚として受け取る時間です。

昼食では、予約にあわせて店主が山に入り、自生する野草や土地に根ざした食材を取り入れながらつくられた料理をお召し上がりいただきます。決まったメニューはなく、季節や自然の状態を見ながら、自然の恵みを丁寧に食卓へとつないでいきます。食べることを通して、やんばるの暮らしと自然の関係に、そっと触れる時間です。

午後は、地域の出資によって誕生した「やんばる酒造」へ。子育てをしながら酒造を営んできた歩みや、泡盛を「人と人をつなぐお酒」として未来へ紡いでいきたいという酒造のオーナーの想いに触れます。ここで出会う泡盛は、単なるお酒ではなく、集落が受け継いできた“物語”そのものです。

夜は、やんばるの食材をふんだんに使ったBBQ。炭火の香りと笑い声が夜に溶け込み、穏やかな時間が流れていきます。

●DAY3

朝は、昔ながらのかまどでご飯を炊く体験から始まります。
湯気と薪の音に包まれながらいただく一膳のご飯は、手間をかけることの豊かさを思い出させてくれます。

沖縄では古くから、アダンや月桃、クバの葉など身近な植物を使い、暮らしの道具を手作りしてきました。このワークショップでは、地元の工芸家に学びながら自然素材と向き合い、民具づくりを行います。植物を割き、編む手仕事を通して、自然とともに生きてきた島の暮らしの感覚が、静かに立ち上がってきます。

夜は、やんばるの森を夜に歩くナイトネイチャーウォークと、星空の下で静かに過ごす星空浴を組み合わせた体験へ。ガイドとともに夜の森を歩き、音や気配に意識を向けた後、星の光や闇、夜の空気に身を委ねます。解説は行わず、動と静を通して感覚がひらいていく、少人数制の夜のプログラムです。

●DAY4

4日間で出会った風景や言葉、人々の温度が静かに胸の奥で光り、外へ向かう旅でありながら、内なる自分へとそっと還っていく時間。
穏やかにひらけていく心の感覚が、旅の余韻を優しく照らします。

宿泊施設

ホテルはお客様のご希望に合わせてご案内可能です。

<宿泊施設例>
◆やんばるホテル南溟森室
400年の時を重ねてきた集落に滞在し、昔から受け継がれてきた暮らしと文化にそっと溶け込むような時間を過ごします。

◆BUNAGAYA
127年の歴史をもつ廃校跡地を活用し、「寓話」をテーマに生まれた場所。
“本当”と“嘘”のあいだに心が自由に遊べる余白をもつ、唯一無二の宿泊体験を提供します。


【 注意事項 】

●アレルギーや食事制限がある場合は、必ずお申込時にご相談ください。
●手配状況により、旅程が変更となる場合がございます。
●季節や天候の影響により、旅程の変更または中止となる可能性がございます。
●ツアー中に体調がすぐれない場合は、速やかにスタッフへお知らせください。

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このツアーが
生まれた
背景

「Women’s Journeys」は、やんばるの女性たちとの出会いから生まれました。
地域の中で支え合い、自然と共に暮らし、自分を大切にしながら生きる——。
そんな彼女たちの姿に触れたことで、私は深く勇気づけられ、もう一度“自分を生きる”ということの意味を見つめ直しました。

この原体験をもとに生まれた「Women’s Journeys」は、参加者一人ひとりが自分自身の物語の主人公となり、自然・文化・人との出会いを通して“私”に還っていくことをテーマにしています。
私たちが用意するのは、舞台やきっかけにすぎません。森や海、夜空の下での静かな時間や、地域の女性たちとの語らいの中で、参加者自身が自らの感性と対話し、内なる声に耳を澄ませる。その瞬間に生まれる小さな気づきが、日常へ戻ったあとも心の支えとなり、前へ進む力に変わっていきます。

この旅では、参加者と地域の女性たちが互いに響き合い、共感とエンパワーメントの循環が生まれます。その波紋はやがて、家族や地域社会へと広がり、“女性が自分らしく生きられる社会”を育む小さな一歩となっていく。

Women’s Journeysは、旅を通して人生にやさしく寄り添い、迷ったときに再び歩き出すための光を思い出させてくれる——そんな「心の再生」と「つながりの物語」を紡ぐ旅です。

<追加・選択可能なオプショナルツアー>

やんばるの森
ナイトウォーク&星空浴

夜の森と星に身をゆだねる時間

ツアー概要

やんばる地域の森を夜に歩くナイトネイチャーウォークと、星空の下で静かな時間を過ごす星空浴を組み合わせた、夜の自然に深く身を委ねる体験プログラムです。

ナイトネイチャーウォークは、ネイチャーガイドとともに夜の森へ入り、昼間とはまったく異なる音や気配、暗闇の中で際立つ感覚に意識を向けながら、ゆっくりと森を歩きます。夜行性の生きものや、夜ならではの森の表情に出会うこともあり、五感で森を感じる時間を大切にします。

星空浴は、森に囲まれた場所や空がひらけた静かな環境に身を置き、星空浴の時間へと移ります。大きな移動は行わず、ひとつの場所に留まりながら、星の光、闇の深さ、夜の空気や静寂に包まれて過ごします。星や天体の解説は行わず、夜空の下で「ただ在る」感覚そのものを味わう構成です。

少人数制で実施され、動と静、森と空という異なる夜の表情を連続して体験することで、自然の中で感覚が開かれていくプロセスを丁寧に辿ります。夜の自然に触れながら、日常から一歩離れ、自分自身の感覚に立ち戻るきっかけとなるプログラムです。

※具体的な実施場所やルートの詳細は、自然環境への配慮および体験の質を守るため、事前には公開していません。

ツアーストーリー

夜のやんばるの自然に身を置くと、昼間とはまったく異なる世界が、静かに立ち上がってきます。

森に足を踏み入れると、視界は限られ、光は弱まり、代わりに、音や気配、空気の重さが、はっきりと感じられるようになります。虫の声、葉の擦れる音、どこかで息づく生きものの存在。夜の森は、目で「見る」よりも先に、音や空気の重さ、気配として、身体に伝わってくる場所です。

視界が限られる分、耳や肌、呼吸といった感覚が静かに開かれ、夜ならではの世界が、立ち上がってきます。
ナイトネイチャーウォークでは、ゆっくりと森を歩きながら、昼と夜のあいだにある大きな違いに、五感をひらいていきます。
暗闇の中で際立つ音や気配に耳を澄まし、夜に活動する生きものや、森の別の表情と出会うこともあります。

そして、歩く時間の先には、星空の下に身を留める静かな時間が待っています。灯りを落とし、空を仰ぎ、夜の空気に包まれながら過ごす星空浴の時間。そこでは、星や天体を「理解する」ことよりも、夜空の下で、ただ在る感覚そのものを大切にします。

話しても、話さなくてもいい。誰かの言葉に耳を傾けることもあれば、沈黙のまま、星と闇を共有することもある。そのすべてが、この夜に流れる、ゆるやかなリズムの一部です。

森を歩く「動」の時間と、星空の下で身を委ねる「静」の時間。異なる二つの夜を連続して体験することで、感覚は少しずつほどけ、日常では見過ごしていた音や気配に、自然と気づいていきます。

この体験には、明確な答えや結論はありません。ただ、夜の自然の中に身を置いた記憶が、あとからふと、静かな余韻として立ち上がってくることがあるかもしれません。
夜の森と、夜空に包まれながら、自然のリズムと、自分自身の感覚に、そっと立ち戻っていく。そんな夜の時間を、静かに分かち合います。

行程

●集合・オリエンテーション

指定の集合場所にて、ネイチャーガイドと合流します。ツアー全体の流れや安全上の注意事項、夜の自然環境で過ごす際の基本的なルールについて、簡単な説明を行います。ライトの使い方や夜間の歩行時の注意点を確認し、夜の自然へと意識を切り替えていきます。

●夜の自然に身を置く時間(森)

ネイチャーガイドとともに、夜の森へと静かに入っていきます。歩行距離や起伏は比較的穏やかで、ゆっくりとしたペースで進行します。暗闇の中で際立つ音や気配、空気の変化に意識を向けながら、昼間とは異なる森の表情を五感で感じていきます。
必要に応じて立ち止まり、夜の静けさや闇そのものを感じる時間を設けることもあります。夜行性の生きものや昆虫などに出会うことがあれば、ガイドが言葉を添えながら、観察を通して夜の森の営みに触れていきます。

●夜空の下に身を留める時間(星空浴)

森に囲まれた場所や、空がひらけた静かな環境に身を置き、大きな移動をせず、ひとつの場所に留まりながら過ごします。
参加者は、寝転ぶ・座る・立ち止まるなど、それぞれが心地よい姿勢で夜空を仰ぎ、星の光、闇の深さ、夜の空気や静寂に身を委ねます。星や天体の解説は行わず、夜空の下で「ただ在る」感覚そのものを味わう時間です。

●体験の締めくくり・解散

夜の余韻を保ったまま、静かに体験を締めくくります。集合場所付近で解散となり、それぞれが感じた感覚を胸に、日常へと戻っていきます。



※自然条件や当日の状況により、体験の進行順や内容は前後する場合があります。

<追加・選択可能なオプショナルツアー>

神話が息づく古集落

琉球創世の神話と祈りの記憶を辿る

ツアー概要

沖縄本島北部・やんばる地域に残る、祈りと暮らしが静かに重なってきた古い集落を訪ねる、半日(約3〜4時間)の体験です。

この地は、かつて琉球王国の儀式で用いられる若水を汲んだ場所として知られ、王府の祈りと地域の信仰が、今も穏やかに息づいています。森や水、祈りの場(御嶽)に囲まれた集落を、徒歩を中心にゆっくりと巡ります。

ツアーの中では、祈りや精神文化に長く携わってきた人と出会い、場の空気や祈りに身を置きながら、自然や目に見えない場の存在に意識を向け、静かな時間を共有します。特定の儀礼や信仰を体験するものではなく、その場に流れる気配や言葉に、静かに耳を澄ませることを大切にしています。

少人数・徒歩中心でツアーは進み、静かな環境の中で体験そのものに向き合う構成のため、文化や精神性に関心の高いゲストに向けた、密度の高いプログラムです。

観光地を巡るツアーではなく、土地に受け継がれてきた祈りや記憶の中に身を置くことで、沖縄の精神文化を、知識ではなく感覚として受け取る時間となります。

※具体的な集落名や祈りの場の名称、進行内容の詳細は、地域への配慮および体験の質を守るため、事前には公開していません。

ツアーストーリー

やんばるの北部に点在する古い集落には、長い時間をかけて紡がれてきた、祈りと暮らしの記憶があります。それは、歴史書や年表に残るものではなく、森や水、石の配置、風の通り道といった、土地そのものに静かに染み込んできた感覚です。

このツアーでは、そうした土地に足を踏み入れることを「何かを学ぶ」行為ではなく、その場に身を置き、向き合う時間として捉えています。
祈りの場や集落を歩く中で大切にしているのは、説明を重ねることよりも、土地の空気や沈黙に耳を澄ませること。森の音、水の気配、足元の感触とともに、この場所が積み重ねてきた時間に、静かに近づいていきます。

道中では、祈りや精神文化に長く携わってきた人とともに過ごします。その人は、この集落の歴史を語る「案内人」ではなく、祈りの場に向き合い、その文化とともに生きてきた存在です。その佇まいや言葉は、目に見えないものとの距離感や、自然と人との関係性について、参加者それぞれに異なる気づきをもたらすことがあるかもしれません。

祈りの場では、その時その場に立ち現れる気配に向き合いながら、受け取られたメッセージが分かち合われることもあります。それをどう受け止めるか、すべてがこの時間の自然な一部です。

この体験には、明確な答えや結論は用意されていません。感じたことを言葉にしなくてもよく、理解しようとしなくても構いません。
ただ、土地に流れてきた祈りや記憶の中に身を置いた時間が、日常へ戻ったあと、ふとした瞬間に思い出されることがあるかもしれません。
それは、沖縄の精神文化を「知った」という感覚ではなく、一度、確かに触れたという、静かな記憶として残っていくはずです。

体験の流れ

●集合・導入

指定の集合場所にてガイドと祈りや精神文化に長く携わってきた人と合流します。ツアー全体の流れや注意事項を簡単に共有し、この地域が持つ歴史的背景や、祈りの文化に触れる際の心構えについて、説明を受けます。

●集落散策と祈りの文化に携わってきた人との時間

祈りの場や森、水辺に囲まれた集落内を、徒歩にてゆっくりと巡ります。土地の空気や環境そのものを感じる時間を大切にします。
言葉による説明だけでなく、場に身を置くこと、静かに過ごすことを通して、自然や目に見えない存在に意識を向ける時間を共有します。参加者は、話す・聞く・沈黙するなど、それぞれが心地よい距離感でこの時間を過ごします。
祈りの文化に携わってきた人を通して、目には見えないの存在からのメッセージを受け取ることもあるかもしれません。

●集落内での静かな滞在時間

御嶽や周辺環境の中で立ち止まり、参加者それぞれが感じたことを整理する時間を設けます。簡単な問いかけや言葉が添えられることもありますが、必ずしも体験を言語化する必要はありません。

●体験の締めくくり

この時間を通して感じたことや余韻を胸に、静かに解散となります。

<追加・選択可能なオプショナルツアー>

火を囲み、
島の恵みを分かち合うBBQ

ツアー概要

火を囲み、食を分かち合いながら、自然の中でゆったりとした時間を過ごすBBQ体験です。

会場は、森や海に近い屋外空間など、その日の自然条件やグループ構成に応じて選ばれます。
参加者自身が火に向き合い、薪がはぜる音や立ち上る煙、少しずつ変化していく炎の様子を感じながら、食事の時間を共につくっていきます。

本プログラムでは、火を起こし、整え、焼き、待ち、味わうという一連のプロセスそのものを大切にしています。すぐに結果を求めるのではなく、火のペースに身を委ねることで、自然と時間の流れや人との距離感がほどけていきます。

地元の食材を中心に、できるだけ手を加えず、素材の力を引き出すシンプルな調理で提供します。自然の中で食卓を囲むことで、食べることが「消費」ではなく「分かち合い」へと変わっていく時間を共有します。

少人数制で実施され、会話を楽しんでも、静かに火を眺めていてもよい、それぞれが心地よい距離感で過ごせる構成です。

自然の中で火と向き合い、食を通して人と人、そして場との関係がゆっくりとほどけていく。そんな時間を味わうためのBBQプログラムです。

※具体的な実施場所は、自然環境への配慮および体験の質を守るため、事前には公開していません。

ツアーストーリー

火を前にすると、人の時間は、自然とゆっくりになります。薪がはぜる音、立ち上る煙、少しずつ変わっていく炎の色。火は、急がせることも、指示を出すこともなく、ただそこに在り続けます。

このBBQは、「食べること」を目的とした体験であると同時に、火と向き合いながら、時間そのものを味わうためのひとときです。
参加者は、火を起こし、整え、食材が焼ける音や香りに耳を澄ませながら、待ち、見守り、味わいます。すぐに結果を求めるのではなく、火のペースに身を委ねることで、自然と呼吸や会話もほどけていきます。

火を囲むと、言葉が自然と生まれることもあれば、ただ炎を眺めながら、静かに同じ時間を共有することもあります。話してもいい。話さなくてもいい。そのどちらもが、この場では自然なかたちです。

地元の食材を、できるだけ手を加えず、素材の力を信じて焼き上げる。自然の中で食卓を囲むことで、食べることが、「消費」ではなく「分かち合い」へと変わっていきます。

火は、人と人との間に、ちょうどいい距離と温度を生み出します。
この時間に、特別な学びや結論はありません。ただ、火と食を通して過ごした記憶が、あとからふと、心のどこかであたたかく立ち上がってくるかもしれません。自然の中で火を囲み、食を分かち合い、人と場との関係が、ゆっくりとほどけていく。
そんな時間を、静かに共有するBBQ体験です。

体験の流れ

●集合・オリエンテーション

指定の集合場所にてガイドまたはスタッフと合流します。その日の会場や環境に応じて、全体の流れや安全上の注意事項について簡単な説明を行います。火を扱う際の基本的なルールや、自然環境の中で過ごす際の配慮について共有し、これから始まる時間へと気持ちを切り替えていきます。

●火を囲む準備の時間

参加者自身が火に向き合い、火を起こし、整え、安定させていく工程から体験が始まります。薪のはぜる音、立ち上る煙、少しずつ変化していく火の表情を感じながら、急がず、火のペースに合わせて準備を進めていきます。この時間そのものが、自然のリズムへと身体を戻していくプロセスです。

●焼く・待つ・味わう

火の状態を見ながら、地元食材を中心とした食材を、シンプルに焼いていきます。食材が焼ける音や香り、火との距離感を感じながら、「焼く」「待つ」「味わう」という流れをゆっくりと辿ります。誰かと会話を楽しみながらでも、静かに火や食材に向き合いながらでも、それぞれが心地よい関わり方で、この時間を過ごします。

●食卓を囲む・分かち合う時間

焼き上がった料理を囲み、自然の中で食卓を分かち合います。決まった進行や会話のルールはなく、食べることに集中しても、火を眺めながらゆっくり過ごしても構いません。火を囲むことで生まれる、ほどよい距離感と空気の中で、場の雰囲気が自然とやわらいでいきます。

●体験の締めくくり・解散

食事と火の時間を終え、余韻を保ったまま、静かに体験を締めくくります。火が落ち着いていくのを見届けながら、それぞれが感じた時間を胸に、解散となります。



※自然条件や当日の状況により、体験の進行内容や順序が一部変更となる場合があります。

<追加・選択可能なオプショナルツアー>

ハイケイBBQ

やんばるの暮らしと技を味わう、特別な火の時間

ツアー概要

やんばる・国頭村に伝わるソウルフード「ハイケイ」を主役に、火と食、そして地域の暮らしの知恵に触れるBBQ体験です。

ハイケイは、卵を産み終えた鶏を無駄にすることなく、感謝とともにいただいてきた、やんばるの食文化を象徴する存在です。本プログラムでは、このハイケイを、ハイケイマイスター協会に所属し正式に認定を受けた「ハイケイマイスター」が炭火で焼き上げます。

部位ごとに異なる火入れや焼き加減を見極めながら、参加者の好みに合わせて仕上げられるハイケイは、一般的なBBQとはまったく異なる味わいを生み出します。参加者は、焼きの工程を間近で感じながら、火と向き合い、食が生まれていく時間そのものを共有します。

会場は、森や集落近くなど、その日の自然条件やグループ構成に応じて選ばれます。火を囲むことで生まれる穏やかな距離感の中で、食事は「消費」ではなく「分かち合い」へと変わっていきます。

少人数制で実施され、地域に受け継がれてきた技と暮らしに触れながら、やんばるの食文化の核心に、静かに近づいていくプログラムです。

※具体的な実施場所は、自然環境への配慮および体験の質を守るため、事前には公開していません。

ツアーストーリー

やんばる・国頭村に伝わるソウルフード「ハイケイ」を主役にした、火と食、そして地域文化に深く触れるBBQ体験です。漢字では「廃鶏」と書き、卵を産み終えた鶏を、無駄にすることなく、感謝とともにいただいてきた、やんばるの暮らしの知恵です。

かつてこの地域では、お肉は貴重なごちそうでした。卵を産み終えた鶏もまた、大切なタンパク源。一般的には出汁やひき肉に使われることの多い廃鶏ですが、この地域では、昔から網の上で炭火焼きにし、肉そのものを味わう文化が受け継がれてきました。

ハイケイを若鳥と同じように焼いてしまうと、硬く食べづらい焼き上がりとなってしまう食材です。しかし、ハイケイを知り尽くした者の手にかかると、驚くほどジューシーで、旨みの深い一皿へと変わります。

この体験でハイケイを焼くのは、有志で設立されたハイケイマイスター協会に所属し、正式に認定を受けた「ハイケイマイスター」。世界でも10人に満たないと言われる、ハイケイの技と知恵を受け継ぐ存在です。部位ごとに異なる火入れ、触感の変化、脂の出方。参加者は好みを伝えながら、ハイケイマイスターの手仕事を間近で味わうことができます。

やんばるでは昔から、「ハイケイを美味しく焼ける男はモテる」と言われてきました。それは、火を扱う技術だけでなく、食材への理解と、分かち合う心があってこその評価だったのかもしれません。

会場は、森や集落近くなど、その日の自然条件やグループ構成に応じて選ばれます。火を囲むことで生まれる、ほどよい距離感と空気の中で、食事は「消費」ではなく「分かち合い」へと変わっていきます。

炭火を囲み、焼き上がったハイケイを、みんなでいただく時間。それは、単なるBBQではなく、やんばるの暮らしと誇り、そして人から人へと受け継がれてきた技に触れるひとときです。火と向き合い、命をありがたくいただく。ハイケイBBQは、やんばるの食文化の核心に、そっと近づく時間です。

体験の流れ

●集合・オリエンテーション

指定の集合場所にて、ガイドまたはスタッフ、ハイケイマイスターと合流します。その日の会場環境に応じて、体験全体の流れや安全上の注意事項、火を扱う際の基本的なルールについて簡単な説明を行います。これから始まる時間に向けて、自然の中で火と食に向き合う心構えを共有します。

●火を整える・準備の時間

参加者が火のそばに集まり、ハイケイマイスターが炭火の状態を整えていく様子を間近で見守ります。薪や炭がはぜる音、立ち上る煙、火の温度や表情の変化を感じながら、急がず、火のペースに合わせて準備が進められます。この時間そのものが、日常のリズムから少しずつ離れていくプロセスとなります。

●ハイケイを焼く・味わう時間

火の状態を見極めながら、ハイケイマイスターが部位ごとに異なる火入れでハイケイを焼き上げていきます。焼き加減や食感について参加者の好みを聞きながら、一羽一羽、丁寧に仕上げられていきます。参加者は、焼ける音や香り、脂の落ちる様子を感じながら、火と食材が一皿へと変わっていく時間を共有します。

●食卓を囲む・分かち合う時間

焼き上がったハイケイを囲み、自然の中で食卓を分かち合います。決まった進行や会話のルールはなく、食事を楽しんでも、火を眺めながら静かに過ごしても構いません。火を囲むことで生まれる、ほどよい距離感と空気の中で、場の雰囲気が自然と和らいでいきます。

●体験の締めくくり・解散

食事と火の時間を終え、余韻を保ったまま体験を静かに締めくくります。火が落ち着いていく様子を見届けながら、それぞれが感じた時間を胸に、解散となります。



※自然条件や当日の状況により、体験の進行内容や順序が一部変更となる場合があります。

<追加・選択可能なオプショナルツアー>

やんばるの森を歩く、夜の時間

夜の森に身を置くひととき

ツアー概要

世界自然遺産に登録された沖縄本島北部・やんばる地域の森を、ネイチャーガイドとともにゆっくりと歩く、約2〜3時間のナイトツアーです。

日が落ちた森に身を置き、昼間とは異なる空気や音、暗闇の中で際立つ感覚に意識を向けながら過ごします。夜ならではの静けさの中で、昼間とは異なる生き物や虫の気配に出会うことがあります。

ツアーは徒歩中心で、歩行距離や起伏は比較的穏やか。ゆっくりとしたペースで進みながら、五感を研ぎ澄ませ、夜の森の静けさや、その中に生きる存在に向き合う時間を大切にしています。

少人数制で進行し、自然の中で静かに過ごす体験を求める方や、夜の森に身を委ねる時間に関心のあるゲストに適したプログラムです。

※具体的な実施場所やルートの詳細は、自然環境への配慮および体験の質を守るため、事前には公開していません。

ツアーストーリー

昼の森と、夜の森。同じ場所でありながら、そこに流れる時間や気配は、まったく異なります。

やんばるの森が夜を迎えると、視界は暗さに包まれ、音や気配がゆっくりと前に出てきます。風が葉を揺らす音、どこからともなく響く虫や鳥の声、足元の感触や、自分の呼吸の音。このナイトツアーは、そうした昼とは異なる森の表情に、五感をひらいていく時間です。

星空浴のように、開けた場所で静けさに身を委ねる時間とも、御嶽を巡り、精神世界に深く触れていく体験とも異なり、ここでは「夜の森そのもの」に身を置くことを大切にしています。

暗闇の中では、普段は意識の外に置いてきた感覚が、自然と研ぎ澄まされていきます。何が聞こえているのか、何に驚いたのか、どこに目が向いているのか。それは、子どもの頃に感じていたような、純粋な驚きやワクワク――“Sense of Wonder”が、そっと呼び覚まされる瞬間でもあります。

このツアーでは、生き物を「探す」ことや、知識を積み重ねることを目的とはしていません。けれど、夜の森に生きる生き物たちと出会ったとき、ネイチャーガイドの言葉が添えられることで、その存在が、より立体的に、記憶に刻まれていきます。

説明と体感、静けさと驚き。その間を行き来しながら、参加者それぞれが、夜の森と、自分自身の感覚に出会っていく。
明確な答えや、同じ感想が用意されているわけではありません。けれど、暗闇の中で耳を澄ませた時間は、日常に戻ったあと、ふとした瞬間に思い出されることがあるかもしれません。
それは、「夜の森を知った」という記憶ではなく、一度、確かに夜の森と出会ったという感覚として、静かに残っていくはずです。

体験の流れ

●集合・オリエンテーション

指定の集合場所にて、ネイチャーガイドと合流します。ツアー全体の流れ、安全上の注意事項、夜間の森を歩く際の基本的なルールについて簡単な説明を行います。ライトの使い方や歩行時の注意点を確認した後、森へと入っていきます。

●夜の森へ入る・歩行体験

歩行距離や起伏は比較的穏やかで、体力的な負担は少なめです。ゆっくりとしたペースで進みながら、ガイドの案内により、夜の森の音や気配、暗闇の中で感じられる環境の変化に意識を向けていきます。必要に応じて立ち止まり、ライトを落として周囲の暗さや静けさを感じる時間を設けることもあります。

●生き物や自然環境との出会い

夜行性の生き物や昆虫、昼間とは異なる森の表情に出会うことがあります。発見があった際には、ネイチャーガイドから簡単な解説が行われ、夜に生きる生き物の観察を通して、森の別の一面に触れていきます。また、説明だけに頼るのではなく、歩く・立ち止まる・耳を澄ますなど、それぞれが心地よい形で、夜の森に漂う気配を受け取ります。

●体験の締めくくり・解散

歩行ルートを戻り、集合場所付近でツアーを締めくくります。夜の余韻を保ったまま、それぞれが感じた感覚を胸に、静かに解散となります。

<追加・選択可能なオプショナルツアー>

星空浴

夜空に身をゆだねる時間

ツアー概要

夜の自然の中で星空の下に身を置き、静かな時間を過ごす、約1時間の星空浴体験です。

実施場所は、森に囲まれた場所や、空がひらけた静かな環境など、その日の条件に応じて選ばれます。大きな移動は行わず、ひとつの場所に身を置きながら、夜空や周囲の気配と向き合います。

本プログラムでは、星や天体の解説は行いません。星を「見る」ことよりも、夜空の下で過ごす感覚そのものを大切にしています。

参加者は、寝転ぶ・座る・立ち止まるなど、それぞれが心地よい姿勢で星空を仰ぎ、静寂や暗闇、夜の空気に身を委ねます。

少人数で実施され、内省やリフレクション、メディテーションに近い時間として、自分自身の感覚に立ち戻るきっかけとなる体験です。

※具体的な実施場所は、自然環境への配慮および体験の質を守るため、事前には公開していません。

ツアーストーリー

夜の森や、空がひらけた静かな場所に身を置くと、昼間とはまったく異なる世界が立ち上がってきます。
光は最小限に抑えられ、視界は遠くまで届かなくなり、代わりに、音や気配、空気の重さがはっきりと感じられるようになります。

星空浴は、何かを理解するための時間ではなく、夜空の下に身を置き、星の光と闇の深さ、森に満ちる音や静けさに包まれながら、ただそこに在る時間です。

灯りを落とし、風の気配や鳥や虫の声、夜の空気に包まれながら過ごす中で、意識は少しずつ外側の世界から離れ、自然と内側へと向かっていきます。
この時間には、ふと浮かんだ想いや言葉を、話しても、話さなくても、そのどちらもが、この夜の自然なかたちです。誰かの言葉に耳を傾けることもあれば、星を見つめたまま、沈黙を共有することもある。
そのすべてが、この夜に流れる、ゆるやかなリズムの一部です。

星空浴とは、何かを得るための体験ではなく、余分なものがそっと手放されていく時間。そして、感じる余白を、自分の中に取り戻していく時間です。ただ夜空に身をゆだねることで、人はふと、自分が自然の一部として生きていること、そして本来のリズムの中に戻っていく感覚を、思い出すのかもしれません。

この夜の記憶は、強い印象として残るかもしれないし、静かな余韻として、あとからふと立ち上がってくるかもしれません。それぞれのかたちで、星の時間は、そっと心に残っていきます。

体験の流れ

●集合・夜への導入

指定の集合場所にてガイドと合流します。安全面に関する簡単な案内と、この時間の過ごし方について共有します。
星や天体の解説を行うプログラムではないこと、静かな環境の中でそれぞれのペースを大切にする体験であることを確認した後、星空浴を行う場所へと向かいます。

●星空の下に身を置く時間

森に囲まれた場所、または空がひらけた静かな場所にて、大きな移動は行わず、その場に身を置いて過ごします。
参加者は、寝転ぶ・座る・立ち止まるなど、それぞれが心地よい姿勢を選び、夜空を仰ぎます。
人工的な説明や誘導は最小限とし、星の光、夜の空気、周囲の音や静けさに、自然と意識が向くような時間を過ごします。

●静寂と内省の時間

星空浴の時間は、静かに内側へと意識が向かう時間でもあり、ふと浮かんだ想いや感覚を、そのまま受け取る時間でもあります。
話しても、話さなくても構いません。沈黙の中で過ごすことも、感じたことをぽつりと分かち合うことも、どちらもこの時間の自然なかたちです。

●余韻とともに終わる時間

明確な「締め」は設けません。星空の記憶や、その場で感じた感覚をそれぞれの内側に残したまま、静かに体験を終え、解散となります。
日常に戻ったあと、ふと夜空を見上げたときに立ち止まる自分に気づくことがあれば、それもまた、この星空浴の一部です。