「Women’s Journeys」は、沖縄の大地と人々の暮らしに触れながら、自分自身と静かに向き合うための旅です。
琉球王国の歴史が息づく首里から始まり、祈りと自然が寄り添う辺戸の集落へ。地元の語り部やユタ、あんまー(お母さん)との出会いを通して、沖縄の女性たちが受け継いできた「祈り」「暮らし」「食」の知恵にふれていきます。
森に抱かれた御嶽(祈りの場)、月明かりの下を歩く夜の森、草花や野草がもたらす滋味深い食。どの瞬間も、自然と人とのつながりをそっと思い起こさせてくれる時間です。
旅の締めくくりには、やんばるの素材を使った民具づくりを体験し、自然とともに生きる感覚を静かに心に刻みます。
外の世界へ広がっていくようで、実は内なる“私”へやさしく還っていく旅。
それは、沖縄の自然と人々とともに紡ぐ、“静かな再生の物語”です。
●DAY1
旅の舞台となる沖縄の歴史と文化、そして人々の暮らしに触れる一日。朝は、琉球王国の記憶が息づく首里のまち歩きへ。朱色の門を抜け、石畳の道を進むうちに、旅人の視点は“観光地”から“そこに生きる人々の暮らし”へと静かに変わっていきます。
午後は、やんばるの森と海に抱かれた集落を、地域をよく知るガイドとともに歩きます。観光地として切り取られることのない、日々の暮らしの風景が今も静かに息づいているやんばるの集落。フクギに守られた集落の道をゆっくりと歩きながら、家々の配置や道の曲がり方、風の抜ける道など、暮らしの中に息づく知恵や時間の積み重なりを、五感で感じ取るひとときです。
夕暮れ時には、地元のあんまー(お母さん)と一緒にうちなー料理づくり。火のそばで交わされる笑い声と語らいの中で、“腹八分”“適度な泡盛”といった長寿の知恵にもふれていきます。食卓に灯る温かい時間が、旅の仲間との絆を育んでいきます。
●DAY2
沖縄本島北部・やんばるに残る、祈りと暮らしが重なってきた古い集落を訪ねます。
ガイドの案内で、森や水、御嶽に囲まれた道を徒歩で巡り、祈りや精神文化に長く関わってきた人と出会います。特定の信仰を体験するのではなく、土地に流れる空気や言葉に静かに耳を澄ませ、沖縄の精神文化を感覚として受け取る時間です。
昼食では、予約にあわせて店主が山に入り、自生する野草や土地に根ざした食材を取り入れながらつくられた料理をお召し上がりいただきます。決まったメニューはなく、季節や自然の状態を見ながら、自然の恵みを丁寧に食卓へとつないでいきます。食べることを通して、やんばるの暮らしと自然の関係に、そっと触れる時間です。
午後は、地域の出資によって誕生した「やんばる酒造」へ。子育てをしながら酒造を営んできた歩みや、泡盛を「人と人をつなぐお酒」として未来へ紡いでいきたいという酒造のオーナーの想いに触れます。ここで出会う泡盛は、単なるお酒ではなく、集落が受け継いできた“物語”そのものです。
夜は、やんばるの食材をふんだんに使ったBBQ。炭火の香りと笑い声が夜に溶け込み、穏やかな時間が流れていきます。
●DAY3
朝は、昔ながらのかまどでご飯を炊く体験から始まります。
湯気と薪の音に包まれながらいただく一膳のご飯は、手間をかけることの豊かさを思い出させてくれます。
沖縄では古くから、アダンや月桃、クバの葉など身近な植物を使い、暮らしの道具を手作りしてきました。このワークショップでは、地元の工芸家に学びながら自然素材と向き合い、民具づくりを行います。植物を割き、編む手仕事を通して、自然とともに生きてきた島の暮らしの感覚が、静かに立ち上がってきます。
夜は、やんばるの森を夜に歩くナイトネイチャーウォークと、星空の下で静かに過ごす星空浴を組み合わせた体験へ。ガイドとともに夜の森を歩き、音や気配に意識を向けた後、星の光や闇、夜の空気に身を委ねます。解説は行わず、動と静を通して感覚がひらいていく、少人数制の夜のプログラムです。
●DAY4
4日間で出会った風景や言葉、人々の温度が静かに胸の奥で光り、外へ向かう旅でありながら、内なる自分へとそっと還っていく時間。
穏やかにひらけていく心の感覚が、旅の余韻を優しく照らします。
ホテルはお客様のご希望に合わせてご案内可能です。
<宿泊施設例>
◆やんばるホテル南溟森室
400年の時を重ねてきた集落に滞在し、昔から受け継がれてきた暮らしと文化にそっと溶け込むような時間を過ごします。
◆BUNAGAYA
127年の歴史をもつ廃校跡地を活用し、「寓話」をテーマに生まれた場所。
“本当”と“嘘”のあいだに心が自由に遊べる余白をもつ、唯一無二の宿泊体験を提供します。
【 注意事項 】
●アレルギーや食事制限がある場合は、必ずお申込時にご相談ください。
●手配状況により、旅程が変更となる場合がございます。
●季節や天候の影響により、旅程の変更または中止となる可能性がございます。
●ツアー中に体調がすぐれない場合は、速やかにスタッフへお知らせください。